

レベル3のあなたは、日常生活での腰への負担は少なく、腰痛は起こりにくいと思われます。しかし、油断大敵です。スポーツ前のウォーミングアップ不足や加齢現象による自然な筋力低下による「ギックリ腰」(=「魔女の一撃」)は避けたいものです。そのためにもかんたん体力チェックをためしてみてください。

1.起床時には
フトンの上で膝を胸にひきつける運動をしましょう。腰やお尻の筋肉のストレッチは今日一日の大切なウォーミングアップです。
2.洗面所では
朝起きてすぐ洗顔しようとして、腰に大きな違和感を覚えることがあります。洗顔や歯磨きでまえかがみになるときは、必ず膝を軽く曲げて、腰への負担を少なくしましょう。

3.靴下をはくときは
中腰のままでは腰に負担がかかります。椅子に腰掛け、足を手前に引き寄せてからはくようにしましょう。
4.トイレでは
和式は腰への負担が大きいので、様式がおすすめです。使用中はあまり前かがみにならず、使用後にはゆっくりと立ち上がりましょう。
5.腰を冷やしすぎないように
夏のクーラーで腰を冷やしすぎて、筋肉を硬くしてしまいます。
6.入浴について
入浴は心身ともにリラックスさせてくれます。ぬるめのお湯でゆったりと半身浴がおすすめです。○半身浴の方法 :
•ぬるめのお湯(38度〜40度)で、10〜20分間ぐらい。
•浴槽の水位を心臓の高さにする。
•入浴時前後の水分補給を心がける。
•肩を冷やさないように、時々肩にかけ湯をする。

7.バスや電車で立っている姿勢は
両足をそろえず、足を前後にずらしていると腰への負担が減ります。可能であれば、縁石や段差に片足をのせると、より楽になります。

8.荷物の持ち上げ方は
背中を伸ばし、胸を起こして、腹筋を使ってお腹に力を入れる(腹圧)ことが大切です。
持ち上げる前の姿勢 | •膝を曲げて、腰を落とし、胸を起こす。 •脚の位置をやや前後にずらす。(5cm位) •背中から腰までをまっすぐにする。 |
持ち上げている途中 | •息を吐きながら、腹圧を高めて、持ち上げる。 |

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